日本百名山、それは文筆家であり登山家であった深田久弥氏によって選定された全国の百の名山。選定基準は、山の品格と歴史と個性の三つで何れも登頂した山を比較検討して選ばれています。あくまでも深田久弥氏の独断での選定であり、異論は免れないものの全国の名だたる名山が包含されていることには間違いないでしょう。
八ヶ岳ネイチャークルーズでは、八ヶ岳周辺の日本百名山の登頂のお手伝いしております。日本百名山の百の頂を踏んだガイドが、百名山を目指すあなたを応援します。
「頂上からの放射線状の展望は、天下一品である。本州中部でこの頂上から見落とされる山は殆どないと言っていい。」
「円頂はどこから望んでも端正な形を崩さず、蓼科山が名山として讃えられたゆえんも、ここにあるのだろう。」
「当然それは豊かな地の起伏と広闊な展望を持った高原状の山であらねばならない。霧ヶ峰はその代表的なものの一つである。」
「甲斐駒ヶ岳は名峰である。もし日本の十名山を選べと言われたとしても、私はこの山を落とさないだろう。」
「アクセントとはその山頂部にある三つのカールである。その顕著な刻みが山容を引締めている。」
「白峰三山が威厳と優美を兼ねて連なっていのを望んでは、山の好きな人で胸の高鳴らぬ者はあるまい。」
「地蔵岳は高さ十八米、極めて印象的なオベリスクで、甲府盆地からでもよく注意すると認められる。それは鳳凰山のソンボルのように立っている。」
「甲武信岳から、千曲川、荒川、笛吹川、三つの川の源流が出ている。その点から言ってもも、甲武信は奥秩父のヘソと言いたい山である。」
「秩父の最高点はこれより僅か数米高い奥千丈岳に譲るとしても、その山容の優麗高雅な点では、やはり秩父山群の王者である。」
「瘤岩と呼ばれるほど、大きな岩のゴツゴツ立っている山である。その大岩の群を、神の宮居の玉垣すなわち瑞牆と見立てられないことはない。」
偽八つとも称される端正な山容の茅ヶ岳は、深田久弥氏の終焉の地として知られています。深田久弥氏が歩いたコースを辿り山頂を目指します。
「これほどの豊かさと厚みを持って山は稀である。四ッ岳から大丹生岳、恵比須岳、富士見岳、乗鞍主峰と続く広大な山域には、多くの山上湖があり、森があり、高原がある。」
「頂上と中岳の中間はお庭と称する広広した美しい原で、そこをブラブラさまよっていると、時のたつのも忘れた。」
※山の紹介文「」内は、深田久弥著「日本百名山」より引用。
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