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日向山登山コースの見どころガイド

尾白川渓谷駐車場~矢立石登山口


日向山登山ガイド
水力発電跡

日向山の登山コースの概要と見どころを紹介していきます。

日向山への登山は、甲斐駒ヶ岳への登山口でもある尾白川渓谷駐車場が起点になります。

 

駐車場から尾白川渓谷方向に歩き始めると、道の脇に不思議な人工物が目につきます。

 

これはかつて水力発電が行われていたころの名残です。

丸い空洞部分は水を通すパイプが通っていたものと考えられます。

 

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炭焼き窯跡

渓谷の手前で右の登山道に入ります。

 

少し登っていくと急な尾根道になります。

道の途中に、太いワイヤーロープが横切っています。

これは、かつて木材の運搬に使用されたケーブルの名残りで、尾白川渓谷の方にもその一部が見られます。

 

さらに登っていくと傾斜は緩み、道の傍らにいくつもの炭焼き窯跡が目にとまります。

 

昔は一家に一つあったそうで、山で薪を集め、炭を焼き、薪を軽くして家に持ち帰ったといわれています。

 

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矢立石登山口にある矢立岩

登山道は一度林道に出て、左方向に林道沿いを進み、再び登山道に入ります。

そこから一登りすると矢立石登山口に出ます。

 

 

登山口の上にはその名の由来となった矢尻の形に似た大きな矢立岩が見えます。

 

 

 

 

 

矢立石登山口~日向山山頂


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登山道脇にある馬頭観音

矢立石登山口から山頂までは、登山道に「〇/10」の表示があり、山頂までの道のりの目安になります。

 

2/10」を過ぎると見晴らしのよい休憩ポントがあります。

 

3/10」を過ぎた先には、馬頭観音がたたずんでいます。昔は山麓での人々の生活に、馬が欠かせない貴重な存在であったことを物語っています。

 

 

 

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雨量計のある9合目

途中、4-5月頃であればミツバツツジが、7月頃であればノリウツギやミヤマカラマツ、センジュガンピなどの白い花が目を楽しませてくれます。。

 

7/10」を過ぎたあたりから笹が茂るカラマツ林へと変化していきます。

 

8/10」を過ぎると道はなだらかになり、少し下ると「9/10」の雨量観測計が設置されている場所にでます。気象庁の日向山のアメダス観測計です。

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山頂から見下ろした風景

ここから登り返していくと、登山道から少し右に入ったところに三角点があります。

 

日向山の標高1660mはこの地点のものになります。

 

山頂はもう少し先で、平らな道を進むと、開けた白砂の山頂に飛び出し、八ヶ岳が目の前に見えます。

 

 

山頂の先にある白砂地帯は、「雁ヶ原」と呼ばれる場所で、花崗岩が風化してできた独特の景観が広がります。

 

 

 

山頂付近では、6月頃には透き通るような白い花をつける珍しいタガソデソウが見られます。

8月頃にはピンク色のオオビランジが咲きます。

 

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タガソデソウ(6月)
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オオビランジ(8月)

日向山で6月に見られる草花


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雁ヶ原

 

雁ヶ原の先にも登山道はあり、鞍掛山、大岩山、烏帽子岳、そして甲斐駒ヶ岳~鋸岳の稜線まで続いています。

 

下山は来た道を戻ります。

 

 

 

日向山は、山頂の白砂と季節のお花や昔の遺物などに出会える、一度は訪れてみたい山のひとつではないでしょうか。

 

<コースデータ>

所要時間

4時間30

標  高

尾白川渓谷駐車場770m~矢立石登山口1,120m~日向山山頂1,660

駐車場

無料駐車場(約100台)売店、トイレ有

アクセス

尾白川渓谷駐車場まで、中央自動車道長坂IC又は小淵沢ICから約30分。

駐車場までの公共交通機関はなく、中央本線小淵沢駅からタクシー利用。

登山コースの注意点

 

※日向山への登山コースは、現在今回紹介した山頂往復コースのみ通行可能で、矢立石登山口の先から錦滝への林道及び雁ヶ原から錦滝への登山道は、崩落のため通行止めとなっている。

 

ガイド登山の紹介


今回のコースの登山ガイドプランはこちらで紹介しています。

⇒募集ガイドプラン 日向山登山コース

⇒日向山登山コース(カスタマイズプラン)

その他、八ヶ岳、南アルプス、奥秩父の山々の登山ガイドプランをご案内しています。

こちらをご覧ください。⇒「ガイドプラン」