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蓼科山のおすすめ登山コース

蓼科山への登山コースガイド

蓼科山への最短コース


今回おすすめする蓼科山への登山コースは、蓼科山の北側にある七合目登山口から登る、蓼科山への最短コースになります。このコースは、蓼科山の南側にある女神茶屋登山口からのコースに比べ、約半分の所要時間で登ることができます。

七合目登山口まで車で行くも良し、白樺高原国際スキー場(蓼科牧場)のゴンドラを利用してアクセスするのもいいでしょう。

コースの途中には、蓼科山荘や山頂付近には蓼科山頂ヒュッテがあり何かと安心な初心者向きのコースです。

 

 

七合目登山口は既に標高1,900m付近。山頂は2,531mですので、標高差約630mを登ります。登山口から山頂までのコースタイムは、約1時間40分。所要時間は短いですが、急登が続き、岩場もあるので初心者にとっては、よい経験となるコースでしょう。

 

 

七合目登山口~将軍平へ


蓼科山 登山 ガイド
七合目登山口

七合目登山口の鳥居をくぐり、登山はスタートします。

 

はじめはコメツガ林と笹原に覆われた緩やかな登山道を進みます。

蓼科山 登山 ガイド

10分ほど足慣らしをした後は、傾斜が急になってきます。

 

 

辺りは針葉樹とその林床が苔で一面に覆われたた森へと変わっていきます。

蓼科山 登山 ガイド
苔生した登山道沿道の様子

岩がゴロゴロした谷状の広い急な斜面を登っていきます。

 

 

しばらく登ると、谷状の斜面から離れ、右にカーブして尾根上の道に変わります。

 

蓼科山 登山 ガイド

標高2150m付近で道は2手に分かれます。道標のとおりコースは左手方向に進みますが、右に行くと「天狗の露地」と呼ばれる岩塊が積み重なる見通しのよい場所がるのでちょっと寄ってみましょう。

天狗の露地からの眺望
天狗の露地からの眺望

「天狗の露地」からのは、女神湖を見下ろすことができ、一息入れるには最高のロケーションです。

蓼科山 登山 ガイド
急登が続く

もとの道に戻り、再び谷状の岩がゴロゴロする急坂を登るようになります。

 

この辺りは、通称「ザンゲ坂」と呼ばれる急登で、我慢のしどころです。

蓼科山 登山 ガイド
蓼科山荘が見えてきた

やがて傾斜が緩むと、蓼科山荘のある将軍平にでます。

 

ここからは目指す蓼科山が姿をあらわします。

蓼科山 登山 ガイド
蓼科山荘

将軍平は、十字路の交差点で直進は天祥寺原、左は大河原峠へと繋がっています。

 

山頂へは右手を進みます。

将軍平~蓼科山山頂へ


蓼科山 登山 ガイド
将軍平からの急な登り

ここから山頂までは一直線に延びる急な岩場が続いています。

 

岩場と言っても、樹林帯の中の階段状の岩場ですので、ゆっくり、しっかり登れば初心者でも大丈夫です。

蓼科山 登山 ガイド
振り返ると蓼科山荘が小さく見える

しばらく登って振り返ると、遠くに浅間山が、直ぐ近くの山の斜面には「縞枯れ現象」を見ることができます。

蓼科山 登山 ガイド

こんな岩場を登っていきます。

蓼科山 登山 ガイド
蓼科山頂ヒュッテ

次第に辺りの木々の背丈が低くなってくると、間もなく蓼科山荘ヒュッテが見えてきます。

蓼科山 登山 ガイド
山頂まであと少し

蓼科山頂ヒュッテから、女神茶屋からのコースを合わせ、数分で山頂に立つことができます。

蓼科山 登山 ガイド
蓼科山山頂

山頂は木々の生えていない岩がゴロゴロしている広々としたところです。

蓼科山 登山 ガイド

山頂には、蓼科神社の鳥居と祠があります。

山頂からは、八ヶ岳連峰が一望でき、天気が良ければ、南アルプス、中央アルプス、北ルプスが望めます。

 

眺望を楽しんだら往路を戻ります。

 

 

蓼科山で6ー7月に見られる高山植物


蓼科山登山ガイド 少人数制 日帰り 初心者

<コースデータ>

所要時間

3時間

標  高

七合目登山口1,900m~蓼科山2,531

駐車場

無料駐車場(約60台) トイレ有

アクセス

 

七合目登山口までは、上信越自動車道佐久南ICより約70分、中央自動車道諏訪ICより約80分。白樺高原国際スキー場はその手前にあり、ゴンドラ乗車10分、ゴンドラ駅より歩いて約20分。

登山ガイドプランの紹介


今回紹介したコースで登る登山ガイドプランはこちらをご覧ください。

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