今回の権現岳へのルートは、最もポピュラーな天女山登山口からの往復で

す。

天女山の標高が1,530ｍほど、権現岳山頂は2,715ｍですから、標高差約1,200ｍを登ります。

朝の５時半頃に天女山駐車場に到着。

駐車場の車は、まだまばらな感じでした。

登山道に入り２０分ほどで、見晴らしのよい「天の河原」に到着。

富士山や南アルプスが望めました。

しばらくは緩やかな道が続きますが、標高1,850ｍ付近から急登となり、前三ツ頭（標高2,364ｍ）まで急坂が続きます。標高差500ｍほど続く急登に耐えられるかどうかがこのルートの第一の鍵になります。

急登を喘ぎ登り、前三ツ頭に到着。

ここからの富士山、南アルプスの眺めは絶景で、苦労して登ってきた甲斐を感じる場所です。

前方には三ツ頭が見えます。

前三ツ頭から約40分ほどで、三ツ頭に到着。

三ツ頭まで登ると急にガスが掛かり、前方に見えるはずの権現岳が見えなくなってしまいました。

三ツ頭からは一端下り、山頂に向かって急登を登り返していきます。

えぐれたような登山道を登り、急斜面をトラバースして鎖のある岩場を登る箇所が核心部と言ってもいいでしょう。

標準コースタイムよりかなり早く山頂に到着しました。

残念ながら山頂周辺はガスが掛かり、景色は望めませんでした。

山頂の岩場を登り、横たわった矛をバックに記念撮影をして、山頂をあとにしました。

山頂は雲がかかり寒かったので、三ツ頭まで戻り、ランチタイムとしました。

今回は標準タイムより1時間ぐらい早い下山となりました。