縞枯山・茶臼山の募集ガイドプランを実施しました。

コースは北八ヶ岳ロープウェイ利用で、坪庭～縞枯山～茶臼山～五辻～山頂駅と周回するルートです。

当日は雨予報でしたが、終日曇りでなんとか雨には降られず、涼しい気候で登山をすることができました。

標高2000ｍ以上に雲がかかり、坪庭は雲の中。霧で近くの北横岳や縞枯山の姿も残念ながら見えませんでした。

雨池峠から縞枯山への登りにはいると、登山道脇は苔生した森になります。霧の掛かった天気のほうが、苔が瑞々しくきれいに見えました。

ヒカリゴケも見られました！

縞枯山展望台でもガスが掛かっていましたが、一瞬だけ茶臼山が見え、その名前の由来を納得していただけました。

縞枯山と茶臼山の鞍部では縞枯れ現象で立ち枯れた木々の間を歩いていきます。

茶臼山の展望台からも、八ヶ岳や南アルプスが薄っすらと一部垣間見えるだけでした。

展望台では風も強かったので、森の中に入り昼食をとしました。

鞍部に戻り、五辻への道を下り、五辻で一息入れた後、ロープウェイの山頂駅へと向かいました。

今回は天気がもうひとつで、展望を楽しむことは出来ませんでしたが、逆に瑞々しい苔の森を歩くことができました。

山の歩き方や地形図の見方、八ヶ岳の山の生い立ちやコケの生態などにも触れ、北八ヶ岳の山歩きを楽しんだ一日でした。