伝説のカンマンボロンを経由する
カンマンボロンルートで登る瑞牆山
![瑞牆山 カンマンボロンルート ガイド](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=367x1024:format=jpg/path/s3190c18581f6155d/image/i550a9d7f972dca14/version/1601370221/%E7%91%9E%E7%89%86%E5%B1%B1-%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89.jpg)
瑞牆山にいくつも立ち並ぶ岩峰は、ロッククライマーの登攀の対象となっています。今回のルートはそうしたクライマーがアプローチに使用している道で、一般登山道ではありません。
そのため、急な斜面もあり、踏み跡が幾重にも分岐し一部わかり難いところもあります。
![瑞牆山 カンマンボロン ガイド](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=367x1024:format=jpg/path/s3190c18581f6155d/image/i05c10c7063f11aae/version/1601370260/%E7%91%9E%E7%89%86%E5%B1%B1-%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%B3-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89.jpg)
スタート地点は、みずがき山自然公園又はその手前にある道路脇にある駐車スペースからになります。
富士見平方面の踏み跡に入り、何カ所かある分岐点を直進していきます。
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やがて傾斜も増し、右側に谷筋を見ながら登っていきます。
何度か枝沢を渡りながら進みます。
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やがて前方の岩に赤いペンキの矢印があります。ここを右上に進みます。
![瑞牆山 カンマンボロン ガイド](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=367x1024:format=jpg/path/s3190c18581f6155d/image/ib11e3b88d97b66aa/version/1601370349/%E7%91%9E%E7%89%86%E5%B1%B1-%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%B3-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89.jpg)
正面に大きな岩場が見えてきます。これが「洞の岩」です。
登り詰めていくと岩場の基部に出ます。一端道から外れて、「洞の岩」の基部右側から回り込むようにして進むと、左側に人が一人通れるほどの岩の隙間があります。そこを通り抜けると岩場の内側に入り込み、見上げるとそこには弘法大師が刻んだと言い伝えられる梵字(カンマンボロン)があります。その文字は、高さ7mほどの垂直な岩盤に刻まれており、荘厳な雰囲気に包まれた場所です。
![瑞牆山 カンマンボロン ガイド](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=367x1024:format=jpg/path/s3190c18581f6155d/image/i3b4d6710c9316b4b/version/1601370363/%E7%91%9E%E7%89%86%E5%B1%B1-%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%B3-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89.jpg)
カンマンボロンをあとにして、元の道に戻ります。
道の先は岩場をトラバースするように進み、大面岩、小面岩などの岩場の基部を縫うように進みます。
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やがて右手に谷筋を見ながら急斜面を登っていくと、ロープが垂れる岩場を何カ所も通過しながら進むようになります。
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ロープ場を登り詰めると、トラバースぎみに進み、谷筋を渡り、今度は右側の岩場に沿って登っていきます。
そこを登り詰めた先は、見通しが効いてホット一息です。
![瑞牆山 カンマンボロン ガイド](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=367x1024:format=jpg/path/s3190c18581f6155d/image/idc559d51c7c4fc7b/version/1601370435/%E7%91%9E%E7%89%86%E5%B1%B1-%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%B3-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89.jpg)
ここから左方向に進み、再び谷筋を渡り、急斜面を登っていくと、大ヤスリ岩の基部にでます。スタートからここまで約2時間の行程です。ここは一息入れるのにいい場所です。
そのすぐ先で、瑞牆山荘(富士見平小屋)からの一般登山道と合流します。
ここからは一般登山道でひと登りすると瑞牆山山頂に至ります。
![瑞牆山 カンマンボロン ガイド](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=367x1024:format=jpg/path/s3190c18581f6155d/image/iab3256a4c9601793/version/1601370486/%E7%91%9E%E7%89%86%E5%B1%B1-%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%B3-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89.jpg)
今回のルートは瑞牆山へのもうひとつの登路として、また伝説のカンマンボロンが見られる隠れたルートとして知られています。
但し、一般登山道ではありませんので、急な斜面の登り、ロープ場や踏み跡が幾重にも分かれ道迷いの恐れもありますので、経験者やコースを熟知している方と同行されることをおすすめします。
カンマンボロンルートで登るガイドプラン
今回紹介したカンマンボロンルートで瑞牆山に登るガイドプランの詳細は、こちらをご覧ください。
日程や集合時間をご指定いただけるカスタマイズガイドプランもございます。
カンマンボロンルートで登る瑞牆山(カスタマイズガイドプラン)
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