今回のプランは、唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテを経て、東天狗岳、西天狗岳の両方の山頂を踏み、西尾根を下って唐沢鉱泉に戻ってくる周回コースでした。
登山口に入るとそこは苔に覆われた針葉樹林の亜高山帯。苔の多さにお客さまもびっくりされていました。ヒカリゴケも見ていただきました。
黒百合ヒュッテでは、お土産を買いに立ち寄りしばし休憩タイム。
黒百合ヒュッテより上は森林限界。
高山植物が可愛らしい実をつけていました。シラタマノキ、コケモモ、ゴゼンタチバナ、ガンコウランなどの実が見られました。
スリバチ池や天狗の奥庭、天狗岩などを見ながらのんびりと歩き、八ヶ岳の火山の痕跡や山体崩壊の様子などを見ていただきました。
山頂近くでは高山植物の葉紅葉なども見られ、ミヤマハンノキやナナカマドなどの葉が黄葉し、山肌の所々が黄色く色づいていました。
山頂に近づくと、雲が上昇してきて、山頂ではあっという間に雲に覆われ、遠望が出来ませんでしたが、ほんの一瞬だけ硫黄岳や根子岳などを垣間見ることができました。
西天狗岳で昼食をとり、東天狗岳とは反対側の尾根をくだり、無事に唐沢鉱泉に辿り着きました。
お疲れ様でした。
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