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北横岳 雪山コースガイド

北横岳  雪山コース情報

山頂からの山々の展望、噴火口跡、樹氷、坪庭の大雪原、凍結した七ツ池と見所いっぱいの北横岳

北横岳 雪山 登山 ツアー
北横岳山頂直下を行く

八ヶ岳の北部に位置する北横岳は2500m級の山でありながら、冬でもロープウェイ利用で1時間余りで頂を踏むことがでる。スノーシューや軽アイゼンでも登ることができ、雪山入門者や初心者に人気の山。12月~3月まで雪山を楽しむことができる。

北横岳 雪山 登山 ツアー
坪庭の様子

ピラタス蓼科スノーリゾートのスキー場の上部までロープウェイで10分ほどで上がることができ、山頂駅からスキー客と別れを告げ、北横岳へのスノートレッキングのコースがはじまる。

北横岳 雪山 登山 ガイド
山頂直下にある北横岳ヒュッテ

坪庭という溶岩台地をとおり、北横岳への登山道を登り、北横岳ヒュッテの前を通り、最後の急斜面を登ると山頂にでる。

 

ゴツゴツした岩に覆われた坪庭は、冬には雪に覆われ雪原になってしまう。また岩がゴロゴロしている登山道も雪に覆われると平らにならされ、階段のある場所も雪の斜面になってしまいので、冬の方がかえって歩きやすいくらいだ。

 

北横岳 雪山 登山 ガイド
北峰からのぞき見る血の池(噴火口跡)

山頂の少し手前から吹きさらしになるので、風が強い時は注意しよう。

山頂からは八ヶ岳連峰をはじめ、すぐ近くに蓼科山、遠くアルプスの山々の雪景色の展望が素晴らしい。

 

北横岳は双耳峰で山頂は南峰と北峰に分かれており、手前の南峰(2472m)の方に三角点があるが、奥の北峰の方が2480mとわずかに標高が高い。北峰では血の池と呼ばれる噴火口跡が見られる。

北横岳 雪山 登山 ガイド
北横岳周辺で見られる樹氷

北横岳をはじめこの周辺では、樹氷を見ることができるのも楽しみのひとつ。

 

樹氷とは、氷点下の環境下で、冬の季節風である一定の強い北西風により運ばれてくる過冷却水(氷点下でも凍らず水の状態)が、針葉樹などの木々に付着し凍結した霧氷の一種。風上側に氷が発達し、俗にいう「エビノシッポ」もそのひとつ。

 

北横岳 雪山 登山 ガイド
雪に覆われた七ツ池

北横岳ヒュッテの向かい側から5分ほどのところにある七ツ池。普段は水を湛えているこの池も、冬は凍結し雪に覆われてしまう。そのため、スノーシューがあれば池の上を歩くこともできる。是非立ち寄りたい。


<コースデータ>

コース:山頂駅~坪庭~北横岳ヒュッテ~北横岳(南峰)~(北峰)→往路下山

コースタイム:登り1時間10分、下り1時間

高低差:北横岳(2480m)、山頂駅(2230m)、高低差250m

アドバイス:坪庭と山頂付近は吹きさらしになっているので、強風の時は注意を要する。

その他のコース:ロープウェイを利用せず、スキー場の駐車場から歩いて山頂駅まで登る道もあり、山頂駅から歩くだけでは物足りない方にはおすすめ。山頂駅まで登り約2時間、下り1時間30分、高低差460m